体感の伴わない幸福はウソだと言いたかったのです。
そして、体感の伴う幸福感を感じる時には、肉体的に副交感神経がバランスよく働いていると。
副交感神経がバランスよく働かない場合は主に二通りあって、極端に副効果神経が働く場合、、、これは鬱になりやすい状態。もう一つは、交感神経の働きが強すぎる場合。この場合はピリピリイライラした感じとなります。
現代では鬱も多いが、一般的にはピリピリした人がとても多くなっている。
昨日紹介した順天堂大学の教授がおっしゃるところから私はヒントを得て勝手に解釈させていただいているのだが、もしも間違い� ��あったらいけないので、あくまで私の解釈ですすめます。
ピリピリ感が強い人は、それだけでもう幸福ではない、、、ということ。どんなにお金があっても、地位があっても、きれいな奥さんがいても愛する夫がいても、ピリピリしている人は幸福ではない。
誰でももちろんイライラピりピりすることがあるが、あるラインまで行くと決まってイライラピリピリが始まる、、、成功している人には意外に多いパターンという気がするけどそれは不幸なのだ、という考え。
理由は交感神経が働いているから。副交感神経が働かない限り幸福感は訪れない。
当たり前のことかもしれないが、このことが意味する可能性は非常に大きい。
私たちは幸福を求めて、宗教や哲学や思想や趣味や勉強に一生懸命になったりする 。
また、人によっては、幸福になるために出世を目指し、努力を重ね、競争の中に身を置き、金や権威や権力を求め続ける、、、
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それはそれで確かに手ごたえになるだろうが、そのことと幸福とは関係がないということなのだ。
幸福とは、バランスよく副交感神経が働いている状態である、、、、との認識。
もしそれが本当なら、というか本当なのだが、宗教も出世も金も結婚も家庭も、人間の幸福には直接関係がないということになる。
しかし私たちは、幸福を求めて、何かを追及し、努力し、一生懸命になって、その結果、得るものももちろん多いだろうが、ピリピリイライラしてくる。
本末転倒。
確かに、副交感神経がバランスよく働いていいる人が大勢を占めていたとしたら、それだけでこの世から戦争はなくなったはずだ。この一点のみとっても、いかに このことが重大であるかがわかる。
縄文人は1万年の間、本格的な争いがなかった。セノエ族という夢診断文化を持つ種族も有史以来争いがないという。
その理由は宗教や社会制度やシステムによるものではなく、彼らにはバランスよく副交感神経が働いていたからなのではないか。
そうなると、宗教よりも思想よりも何よりも、バランスよく副交感神経を働かせることが、争いもなく、幸福な時代をつくる鍵であるとの理解が生まれる可能性が出てくる。
だから、この話しは大きい、、と思うわけだ。
我々人類も、学校や家庭において子供のころから、この重要性を教え、導くことができたら、永遠に戦争も争いもなくすことができるのではないか。
しかもその方法はあまりに簡単なのである。、
ピリ ピリイライラ感を感じたら、間違いなく、交感神経過剰の状態となっている。そのまま物事を進めると、交感神経過剰状態は周囲に伝搬する性格があるらしい。
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確かに、誰か一人がイライラしだすと周囲は影響される。会社などでは、これが上司だったりすると、その伝搬も早く、影響が大きい。これは上司が不幸であることを示し、不幸の伝搬となってしまうのだ。
イライラピリピリした者の考えや決断が人類を不幸にさせてきたのではないか、、という歴史観すら構築できる可能性がある。歴史解釈を交感神経過剰の面から考えた歴史家はおそらくいないとおもうが、これは意外に本当なのではないだろうか。
副交感神経が通いあう人たちが集まった席において、「開戦やむなし」の結論が出るわけがない。
副交感神経が働いている会議ならば、きっと素晴らしいアイデアや方� ��が語られるに決まっている。
金儲けのために戦争を起こす勢力もあると思うが、それも金や権力が幸福との間違った出発点にあったためであり、副交感神経の働く幸福感の重要性を身を持って知っていたなら、金=幸福の考えから脱しており、そのための戦争もなくなるわけである。
しかし悲しいことに、人類の悲劇は交感神経優位の歴史だったともいえる。
学校で家庭で子供の頃から副交感神経の大切さと、それが人生にもたらす影響を知ることがこれからでもできたら、人類の方向をアッという間に変えることができると思う。
方法は簡単なのだ。どういう時に交感神経優位の状態を抑え、副交感神経を働かせることができるのか、、、
それは、ゆっくりすることにあると、教授は語る。
イライラピリピ� ��しそう、、と思ったら、ゆっくりする、、呼吸を深く吸い、はいてみる。それだけで瞬時にして副交感神経がバランスよく働きだすという。
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ありがたいことである。人間にはこうした安全装置があったのだ。そして、この安全装置が間違いなく、正しく働いている、、という証拠として、人にはその時、幸福感が与えられるのだ。
よく苦渋の結論、、、、というが、それは間違いであり、ウソなのだと思う。戦争もおそらく苦渋の結論の結果だったのだろう。
幸福感のない者が未来を決めてはいけないのだ。副交感神経が働かない状態で決断したものは間違えるのだ。
防衛と恐怖からの決断は交感神経がなせる業であり、戦争や利益第一主義や不幸をもたらす。副交感神経からの決断は自然で神の息がかかったものとなる。
こんなよいものが人間には与えられている。このことを多くの方がさらに� �究され、実践されることが大事だと思う。
平和になるために、人が幸福になるために、そんなに難しい理屈も何もなかったということである。副交感神経が働かせるだけでいいのだから。
副交感神経を働かせるには、ゆっくり何事も行う、、、悠々とした気持ちで行う、、ということになるが、その時に幸福感が出てくる。そうなるとうまくいく。
神はゆっくりを好むことは知っていたがまさにそこに鍵があったのである。
反対に合理化、スピード化は、実は人類を不幸にできるやり方であり、こうした反省が生理学的観点から行なわれることの重大性が今後鍵となるだろう。
上は人を急がせ、その代償としての利益を得ようと一生懸命だが、もうそれでは地球と人類はやっていけない。
もう難しい論理も宗 教も、人に副交感神経の働きをもたらさないようなら、不要である。
新たな、本当の宗教を起こすとしたら、ゆっくり教がいいのではないか。どなたか教祖になったらいい。効果てき面だから、よい奇跡の連続が起こせるはず。
KYは空気読めないだから、その反対の、YK教がいいかも。ゆっくり行動で、YK教。これまでのどんな宗教よりももしかしたら効果と奇跡が起こせることになるでしょう。
副交感神経がバランスよく働く状態でしか、奇跡現象も幸福現象も起こせないのですから。
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